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2016.10.27 敷金返還の本人訴訟で勝訴的和解(事務局・Part3 少額訴訟の提訴当日)

敷金返還請求の本人訴訟(少額訴訟で提訴)で私(事務局・O)が勝訴的和解した件ですが,今回は,簡易裁判所に提訴をした当日についての体験記です。

 

3 体験記・少額訴訟を提訴

 

3-1 持参物

 

まず,提訴に必要な以下のものを用意します。

 

・訴状 2通(=裁判所用と被告用。2通ともに捺印。認印で可)

 

・証拠 2通(=裁判所用と被告用)

  賃貸借契約書のコピーなどです。

  2通とも右上に赤字で,「甲第○○号証」と記します。

 

・収入印紙  請求額によって印紙の額も変わります

  参考・裁判所ホームページ(「手数料額早見表」がわかりやすいです)

 

・予納郵券(切手)

  500円切手が○枚、100円切手が×枚、、 といった組み合わせです。

  裁判所によって組み合わせが異なりますので,管轄の裁判所に電話での問い合わせが必要です。

 

・当事者が法人(会社)である場合には,当該法人の登記1通

 

※ 以下は,必須ではないですが当日に用意しておいたほうがよいものです。

・印鑑 (訴状に捺印したのと同じ印・書面の訂正用)

・訴状・証拠の自分用の控え (訂正した場合に正確に把握するため)

・現金を数千円以上 (印紙や郵券を間違えていた際にすぐ購入できるように)

 

 

3-2 簡易裁判所で提訴

 

・上記の必要書類を持参して,簡易裁判所の,「訴訟」受付窓口へ向かいました

・カウンター越しに,「すいません,少額訴訟の提訴にきたのですがー」と声を掛けます

・その場の椅子に腰掛け,担当の方に,カウンターの上で訴状や証拠を渡します

・担当の方が,訴状の内容や郵券の枚数を細かく確認します

 

待っている間は緊張しました。

しばらくして,「印紙も郵券も確かに受け取りました。」と言われました。

また,「本来でしたら,少額訴訟の場合はここで裁判期日について説明するのですが,担当者が不在でして、、、」と言われました。

私としては別にそれ自体は構わないのですが,少額訴訟ならではの説明がなにかあるのであれば,ぜひ体験してみたかったので,少し残念でした。

さらに,「この訴状は弁護士に作成してもらったのですか?」と聞かれたので,これは自分で作ったことをアピールしなければと思い,すかさず,「私で作りました。」とまず答え,「弁護士には相談をしました。」と後から付け足しました。

 

その後,アンケート形式の書面で,「被告はどういう理由で敷金を返さないと言っていましたか?」などについて記入を求められました。

このようなアンケートが用意してあるということは,やはりそれだけ敷金関連の訴訟が多いのでしょうか。

アンケート記入が終わると,「事件番号と裁判所の連絡先はここになります。また裁判期日について担当者から連絡します」と,担当部署・電話番号等が印字されたメモをもらいました。

私は,「よろしくお願いします。」と伝え,裁判所を後にしました。

 

ちなみに,私がこのやり取りをしていた近くの席でも,弁護士ではない一般の当事者の方が来ており,「昔,裁判を起こされたことがあってその記録を見たいんだが、、、」と話していました。

 

以上が,敷金返還の少額訴訟を提訴した当日の,体験記です。

私としては,抱えていた厄介ごとが,ようやく一歩前進したような気持になりました。

 

※ なお,この記事は私個人の体験談として,物件の借り主側の視点で書いていますが,当事務所としては借主側・貸主側のどちらからのご相談・ご依頼も対応可能です。

敷金について相談・依頼を考えている方は(個人・法人問わず),ぜひ当事務所までご連絡下さい。

 

引き続き,裁判期日当日の体験記や,全体の感想などもふれたいと思います。

 

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